粟井小学校児童会主催の「とんど集会」が開催されました。
「とんど焼き」は小正月の行事で、正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・書き初めなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事です。
「粟井地区村創りの会・粟井福祉ボランティアの会」が後援で協力しました。
何年前までだったのでしょう。こんな形でしていたのは。大勢の人の記憶に残っています。
なぜやめたのでしょう。
私たちは粟井の地で、四季おりおりの行事を行いながら、無病息災を祈願したり、豊作を祈ったりして、何かを敬いながら生活してきました。
今の世の中の尺度では測れない多くの事に意味を感じて生活してきました。
合理性とか効率性とか科学的とかでは説明できない自然とのつきあい方がありました。
小学校児童会の代表委員会、「とんど集会」の提案理由は、粟井小学校最後の年に、以前行われていた字がうまくなる伝統行事を復活させたいから。
素晴らしい子ども達なりの提案理由です。